●NYKの完全電動作業船「e-Crea」竣工
日本郵船(NYK)は5月26日,日本初のバッテリー駆動電動作業船「e-Crea(エクレア)」が5月23日に竣工したと発表した。同グループの京浜ドック子安工場で建造され,同工場でタグボートの入出渠時の補助作業に従事する。全長約9.0メートル,幅約3.0メートル,深さ約1.7メートル,最大乗員14名。発電機を搭載しない日本初のバッテリー駆動作業船(NYK調べ)で,狭い場所での作業に適した小型船体に必要機器を集約した。船名は京浜ドック社内公募により,電気の「e」とラテン語で「創造する」を意味する「Creare」から取られた。丸くぽってりした船型からお菓子のエクレアをイメージし,同社の経営理念「創・造・楽」を象徴している。
(日本郵船)