●MSCクルーズ20万トン級を追加発注 新タイプ開発の覚書も締結

 スイスに本拠を置くMSCクルーズが仏アトランティーク造船所にワールド・クラス2隻を追加発注した。1月20日に契約締結が明らかにされ,契約額は20億ユーロとされる。同クラスの3,4番船となり,2025年,27年に竣工の予定。205,700総トン,船客5,264人,LNG燃料駆動となる。また同日両社は,今後10年に及ぶパートナーシップを組み,IMOが設定している温室効果ガス削減目標を見据え,次世代の環境保護技術の導入に注力した新型船の開発と,先端テクノロジーを駆使して風力エネルギーを活用する新型船の開発の,2つのプロジェクトを進める覚書を交わした。

                            (MSC CRUISES)