●JTBと連携「MOフジ」南米クルーズ発表

 商船三井クルーズとJTBは11月10日,クルーズマーケット拡大に向けた連携協定を締結した。提携の第1弾として新船ミツイ・オーシャン・フジMitsui Ocean Fuji(32,477総トン,船客定員458人,現シーボーン・オデッセイSeabourn Odyssey)の全船チャーターによる「JTB南米ワールドクルーズ91日間」を実施する。連携はクルーズ事業の強化拡大を目指す両社が一層のマーケット拡大を図るためのもので,新たなクルーズ体験価値の提供による地域振興への貢献や,クルーズマーケットを新たに掘り起こしてラグジュアリー層を獲得する目的を持つ。具体的には寄港地観光の販売機会の拡大および予約件数の増加,アドベンチャークルーズの開発,訪日インバウンドの強化と新しい切り口でのクルーズ提案などに取り組む。南米ワールドクルーズは2025年1月9日横浜発4月9日同着で,南米大陸を一周して14カ国に寄港し,リオのカーニバル,マチュピチュ遺跡,南極,イースター島など数多くの見所を楽しむ。料金は2名1室早期申込みで1人558万円~2,565万円。

                        (商船三井クルーズ)