●2021年の輸出船契約は前年比倍増

 日本船舶輸出組合の1月18日の発表によれば,2021年の輸出船契約(受注)実績は1,521万総トン,318隻となり,総トン数ベースで前年比2.1倍,隻数ベースでは172隻増となった。船種別では撒積船が全体の6割以上を占めて204隻(116隻増),コンテナ船61隻(35隻増),一般貨物船11隻(11隻増),自動車運搬船7隻(5隻増),油送船33隻(5隻増),LPG船11隻(6隻増)などとなっている。コロナ禍で受注が激減した2020年から急回復し,1,500万総トン超えは2015年以来6年振り。