●長距離フェリー輸送 コロナ禍前水準にほぼ回復

 日本長距離フェリー協会がまとめた加盟船社の2022年11月の利用実績によれば,全12航路の旅客輸送人員は175,955人となり,前年同月比35パーセント増加した。全国旅行支援の適用効果などもあってほぼコロナ前の水準に回復した。航路別では阪神~北九州が74,731人(44パーセント増),阪神~北海道が6,357人(24パーセント増),北関東~北海道が8,575人(2パーセント増)など。トラック輸送台数は110,107台で,前年同月比3パーセントの増加となったが,前月からは微減した。航路別では阪神~北九州が32,817台(3パーセント増),阪神~北海道が12,068台(4パーセント減),北関東~北海道が12,694台(1パーセント減)などだった。

                         (東京九州フェリー)