●郵船クルーズの「飛鳥Ⅲ」Asuka Ⅲ起工式を実施

 郵船クルーズは去る12月13日,新造船飛鳥Ⅲの起工式(Keel Laying Ceremony)と伝統儀式コイン・セレモニーを,同12日に独マイヤー・ヴェルフトで実施したと発表した。2基の船底ブロック(合わせて長さ24.7メ―トル,幅29.8メートル,重さ736トン)がドックに据えられ,同時に建造と航海の安全を祈念するコインをブロックに設置した。飛鳥Ⅲは52,200総トン,全長230.2メートル,船客定員740名で,日本のクルーズ船で初めてLNG 燃料と陸上給電装置を採用。来年早春に進水,約1カ月後にエムス川を下って試運転を行ない,その後日本に回航される予定。

                        (郵船クルーズ)