●練習船「いつくしま」が海外機関と初の合同訓練
5月14日(日本時間15日),米サンフランシスコ沖で遠洋航海中の練習船“いつくしま”(PL-23)とアメリカ・コースト・ガード(USCG)の巡視艇や航空機と合同で救助や通信の訓練を行なった。本船の海外機関との合同訓練は初めて。
訓練では,USCGから海中転落による漂流者がいるとの情報提供を受けた “いつくしま”が,日米の連携で漂流者に見立てたブイを発見し,搭載艇で揚収,USCGの巡視艇に引き渡した。
訓練は,「日米の海上保安機関による連携強化を図る共同取組み(SAPPHIRE)」の一環として,“いつくしま”のサンフランシスコ寄港に合わせて実施された。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)