●第50次ソマリア周辺海域派遣捜査隊が帰国

 第50次ソマリア周辺海域派遣捜査隊(徳永省吾隊長=本庁)の8人が8月7日,本庁で帰庁報告を行なった。

 2月2日から8月2日の182日間にわたって海上自衛隊の護衛艦“あさひ”に乗艦し,ソマリア沖・アデン湾で海賊行為の監視や情報収集にあたった。

 ソマリア周辺海域への派遣は海賊対策の一環として,海上自衛隊の護衛艦に海上保安官が同乗するかたちで2009年3月からはじまり,今年6月末までに877回,日本籍船26隻を含む3,955隻(国土交通省調べ)の護衛を行なっている。 

(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)