●水産庁の新漁業取締船「白萩丸」進水!

 去る2月12日,水産庁の新しい漁業取締船白萩丸が,三井E&S造船玉野艦船工場で命名され,進水した。本船は現有の同名船(499総トン,1994年竣工)の代替船で,今後艤装工事を経て,来たる7月に竣工する予定。主要目は約904総トン,全長68.5メートル,幅10.6メートル,最大搭載人員31名。昨年3月に竣工した白嶺丸,白鷲丸と同型の3番船で,現有船より大型化され耐航性が向上するほか,探照灯,電光掲示板,遠隔操作式放水銃など最新設備を搭載する。わが国周辺海域における違法漁船取締体制の強化に貢献が期待される。

                           (三井E&S造船)