●巡視艇「なちかぜ」進水

 巡視艇“なちかぜ”(CL-17)の進水式が墨田川造船(東京都江東区)で挙行された。

 本船は“はやかぜ”型巡視艇の7番艇で,総トン数19トン,全長約18メートル,幅約4.3メートル,主機ディーゼル,速力25ノット以上の小型巡視艇である。公称船型は18メートル型。

 式典では,来賓や地元の人たちが見守る中,大塚久司主計管理官が本船を“なちかぜ”と命名し支綱切断すると,ゆっくりと滑り降り,海面に船体が姿を現した。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)