●巡視船“そうや”が11月に解役 後継船は12月に就役

 第1管区海上保安本部は,砕氷能力を持ち,長く北海道のフラッグ・シップとして親しまれていた巡視船“そうや”(PLH-01)が11月12日に解役されることを発表した。

 本船は昭和52年(1977年)計画で建造され同53年11月22日に就役した,海保で最も古い巡視船である。2010年に延命工事を実施していたが,老朽化が目立つことから12月19日に船名と船板を引き継いで就役する予定の新しい“そうや”(4,000総トン)と入れ替わることになった。

 新“そうや”も砕氷能力を持ち,遠隔放水銃や遠隔採証装置,停船命令等表示装置などを備えている。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)