●巡視船「ひろしま」が進水

 尖閣諸島をはじめとする領海警備の強化や大規模・重大事案の同時発生に対応するために新造されている巡視船“ひろしま”の進水式が,三菱重工マリタイムシステムズ(岡山県玉野市)で行なわれた。

 本船は令和4年度(2022年度)補正計画で整備された“みやこ”型の7番船で,全長約120メートル,幅約14メートルで,2026年の引渡しを予定している。また,建造中の同型船“ごとう”(PL-205)は10月31日に就役し長崎海上保安部に配属される。両船ともに公称船型は3,500型で主機ディーゼル,速力は25ノット以上で主兵装40ミリ単装機銃2基。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)