●巡視船「そうや」による最後の流氷観測

 令和7年(2025年)2月20~26日,巡視船“そうや”(PLH-01)がオホーツク海での流氷観測を実施した。
 これは,20日に小樽を出港し,宗谷岬沖から網走沖までの21のポイントで流氷の採取のほか,水温や海流を観測し,26日に小樽へと帰港したもの。
 本船による同観測は1981年より行なわれており,来年3月までに,令和3年度補正計画で建造されている“そうや”(PLH-01,ヘリコプター搭載<砕氷>型)に役割を引き継ぐため,今回が本船最後の流氷観測となった。なお,本観測は北海道大学低温科学研究所と共同で実施されている。