●川崎近海汽船運航の「シルバーブリーズ」進水

 八戸~苫小牧ルートの新フェリー,シルバーブリーズが,去る1月27日,内海造船瀬戸田工場で進水した。引渡しは来たる6月で,現有の“べにりあ”(6,558総トン,1999年竣工,トラック67台,乗用車14台,船客450名積載)に代わって同月から就航する予定。船主は“べにりあ”と同じく津軽海峡フェリーで,川崎近海汽船がチャーター運航する。8,900総トン,3,440重量トン,全長144.1メートル,幅23.0メートル,主機ディーゼル1基,1軸,出力13,522馬力,速力20ノット,車両搭載数トラック70台(12メートル換算),乗用車30台,船客定員400名。船名は同航路の愛称である「シルバーフェリー」と,心地よい「そよ風」(breeze)を合わせた。

                           (内海造船)