●商船三井さんふらわあの「さんふらわあ ぴりか」就航

 商船三井さんふらわあのLNG二元燃料カーフェリー“さんふらわあ ぴりか”が、6月26日内海造船因島工場で竣工し,7月18日から“さんふらわあ しれとこ”(11,410総トン,2001年竣工)に代わって大洗~苫小牧航路に就航した(15日就航予定が台風により延期)。商船三井が同所に発注したLNG燃料フェリーの2番船で,抵抗低減型の船首(「Ishin」船型)や“STEP”(省エネ装置)の採用,LNG 二元燃料主機,サイド・スラスター,ポンプジェット推進装置(船底1基)の装備により,環境負荷低減と操船性向上を図った。船名はアイヌ語で「美しい」や「豊か」を意味する。15,512総トン,5,961重量トン,全長199.4メートル,幅28.6メートル,深さ22.15メートル,計画満載吃水6.85メートル,主機三井E&S-MAN B&W 12S50ME-C8.5-GI型二元燃料ディーゼル1基,1軸,連続最大出力28,878馬力(21,240キロワット),航海速力約24.0ノット,船客定員157名,乗員30名,車両搭載数13メートル・トラック約155台,乗用車約50台。

                          (内海造船)