●名古屋で「コスタ・セレーナ」がホテルシップに
2026年に開催される「愛知・名古屋2026 アジア・アジアパラ競技大会」で,伊コスタ・クルーズのコスタ・セレーナCosta Serena(114,251総トン,客室数1,500室,船客3,780人,2007年竣工)がホテルシップとして利用されることになった。10月3日に大会組織委員会がJTB名古屋事業部と契約を結んだことを明らかにし,2026年9月15日から10月6日の22日間,名古屋港金城埠頭に停泊する。契約内容は選手団宿泊施設として使用するクルーズ船の確保,ホテルシップとしての運営に係る船社の調整などで,契約金額は44億87,256,042円と公表されている。JTBとは随意契約で,当該船舶を保有する船社が指定した唯一の代理店であるためとしている。なお同船は2026年シーズンに向けて2025年10~11月に改装工事を行ない,ホテルシップ後の10月18日に東京からブエノスアイレスへ向かう66日間のワールド・クルーズに就く予定になっている。
(COSTA CRUISES)