●住友商事と大島造船所がアンモニア燃料撒積船を開発

 住友商事は12月27日,大島造船所と共同で,IMOの温室効果ガス削減目標などに寄与するべく,次世代舶用燃料として注目されるアンモニアを燃料とする撤積船の設計,開発を本格化させると発表した。両社は半世紀近く撒積船の建造,販売に共同で取り組んでおり,その蓄積を生かして世界に先駆け2025年内の竣工を目指す。現時点では80,000~81,000重量トン,全長229メートル,幅32.26メートル,深さ19.98メートル,満載吃水14.7メートル,速力14.3ノットを想定している。住友商事ではシンガポールでアンモニア燃料供給の事業化に向けた取組みも始めている。

                             (住友商事)