●伊豆諸島開発の貨客船「くろしお丸」デビュー

 伊豆諸島開発が予備船“ゆり丸”(469総トン,1998年竣工)の代船として建造していた貨客船「くろしお丸」が,1月5日,長崎の渡辺造船所で竣工した。同30日から“ははじま丸”のドック代船として父島~母島航路に就航。次いで2月28日から八丈島~青ヶ島航路に就航する。「質実剛健」をコンセプトに,速力,輸送力,操船性の向上,バリアフリー化などを図ったほか,多目的室,授乳席,冷蔵庫,荷物スペース,客席モバイル電源などを備え,快適性もアップした。493総トン,430重量トン,全長66.0メートル,幅12.0メートル,深さ6.0メートル,計画吃水3.4メートル,主機ヤンマー6EY26W型ディーゼル2基,2軸,出力4,000馬力(2,942キロワット),航海速力16.5ノット,船客定員84名(青ヶ島航路),同200名(母島航路),貨物コンテナ36個積載。グループの東海汽船“さるびあ丸”などと同様,「繋ぐ」をテーマに野老朝雄氏がデザインを担当した。

                        (東海汽船提供)