●今治造船が住友重機械でブロック建造へ

 今治造船は9月26日,丸紅の協力により日本シップヤード(NSY)経由でギリシア船主からアフラマックス・タンカーを2隻受注したと発表した。アフラ型の建造は2008年に引き渡して以来17年振りで,2027,28年の竣工を予定する。同社では2000年代に行なっていたメガブロック工法を再び採用して増産体制を構築するとしており,大型のメガブロックを住友重機械マリンエンジニアリング横須賀造船所に製造委託する模様。住友重機械グループは商船建造からの撤退を発表しており,船体ブロックを大型構造物として製造すると見られる。

                     (住友重機械マリンエンジニアリング)