フェリーさんふらわあのLNG燃料カーフェリー２番船“さんふらわあ むらさき”が，３月31日に三菱重工下関造船所で竣工し，４月14日から“さんふらわあ こばると”（9,245総トン，1998年竣工）に代わって大阪～別府航路に就航した。商船三井が三菱造船に２隻発注したLNG燃料フェリーの２番船で，去る１月にデビューした“さんふらわあ くれない”と同型。従来船より大型化されて車両積載数を増大し，プロジェクションマッピングの導入や公室の拡大などによって船客設備の充実が図られた。17,114総トン，7,741重量トン，全長199.9メートル，幅28.0メートル，深さ15.4メートル，吃水6.8メートル，主機二元燃料ディーゼル２基（Wärtsilä 16V31DF型），２軸，出力23,929馬力（17,600キロワット），航海速力22.5ノット，船客定員716名，車両搭載数乗用車100台，トラック137台（13メートル換算）。

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