●「飛鳥Ⅱ」2023年秋クルーズ

 郵船クルーズは5月24日,飛鳥Ⅱの2023年秋クルーズを発表した。8月21日から11月5日発まで22本を実施する。週末利用の「A-styleクルーズ」「グループサウンズクルーズ」など飛鳥Ⅱならではのテーマ・クルーズや連休利用の手軽なコースが組まれている。人気の名誉船長加山雄三が乗船するクルーズは,形態を変えてトークショーなどの新しい企画で実施する。そのほか秋の日本を堪能する13日間の「日本一周」,6日間の「小豆島・阿波オータムクルーズ」など,爽やかな季節に相応しい長めのコースも設定された。発着港は横浜,神戸,金沢,博多の4港で,金沢,博多発を多数用意し,現地観光を楽しんだ後に乗船する旅のスタイルも提案している。

 なお郵船クルーズは同日,本船の速力関連の電気関係運航機器の換装を含むメンテナンス作業実施を発表した。期間は11月中旬から2024年2月中旬までの約3カ月で,去る1月に不具合の発生した関係機器をすべて交換し,今後の運航に万全を期す。このためクリスマスクルーズやニューイヤークルーズなどは実施しない。2024年春のスケジュールは来たる8月下旬頃の発表を予定している。

                         (郵船クルーズ)