郵船クルーズは12月17日，飛鳥Ⅱの2021年世界一周クルーズの中止と，2022年の世界一周実施を発表した。2022年は2021年のスケジュールを引き継ぎ，３月29日横浜発，７月14日神戸着の横浜または神戸発着107日間コースで実施する。シンガポール，インド，中東，地中海，北欧，アメリカ，ハワイなど30港に寄港し，アカバ，ジェノヴァ，オスロ，ロング・ビーチなど７港に初寄港，31の世界遺産観光を予定する。料金は特別割引適用で460万円から。また，2021年春夏（３～７月）実施の33コースを発表した。組み合わせると北海道から九州まで楽しめて料金も割引になる「日本周遊」を４本，週末利用のプレミアムな「A-styleクルーズ」を３本，桜前線を追って北上する「ゴールデンウィーク青森・北海道」などが組まれた。観光地として魅力のある函館，金沢，門司，佐世保の各港からのコースも設定し，飛行機や新幹線利用の乗船も勧めている。なお，２月1日から18日出発までのクルーズについては，昨今の感染状況の拡大により最少催行人数に満たないため，12月23日，運航中止を発表した。

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