●「クリスタル・セレニティ」再デビュー

 新体制となったクリスタル・クルーズのクリスタル・セレニティCrystal Serenity(68,870総トン,船客740人,2003年竣工)が7月31日,マルセイユ発のクルーズで営業航海に復帰し,新たなスタートを切った。同港からポルトガルへ向かい,北欧海域などを周遊して,秋には北米でクルーズに就く。ゲンティン香港の経営破綻後,英A&Kトラベル・グループがブランドと配下船を買い取り,同船は伊フィンカンティエーリで定員減,客室面積拡張などの改装工事を行なってアップグレードを図った。工事費は1億5,000万ドルとされる。

                         (CRYSTAL CRUISES)