●「にっぽん丸」ミニ改装へ! 新施設のCGとGW日本一周発表

 商船三井客船は7月12日,来年で就航30年を迎える“にっぽん丸”の改装を実施すると発表した。定期ドックでは対応できない大型機器(発電機や冷房装置など)の換装やWiFiの導入,客室新設と公室の移設,カーペットの張り替えなどを三菱重工横浜製作所で実施するもので,期間は来年2下旬~4月上旬の50日間。改装後の船客定員はツインベースで400名(+2名),最大で532人(+8名)となり,少なくとも2025年まで延命が図られ,この間に代替新造などに向けた検討を進める意向。

 なお同時に「2020年ゴールデンウィーク日本一周クルーズ」も発表。4月27日横浜発,佐伯,宗像,舞鶴,輪島,秋田,登別に寄港し,5月6日横浜帰港の9泊で,横浜~輪島,輪島~横浜の区間乗船も販売する。初寄港は宗像と登別である。改装によって新設された「ビスタスイート」「オーシャンビュースイート」「コンセプトルーム」は,この日本一周から利用できる。

 

 

 

 

 

                                (商船三井客船)