■護衛艦「いなづま」が座礁

 1月10日午後0時10分頃,ジャパン マリンユナイテッド因島事業所を出港し,伊予灘を公試運転中の護衛艦“いなづま”が,周防大島沖センガイ瀬付近で座礁,航行不能となった。

 海上自衛隊の潜水員の調査によると,艦首底のバウ・ソナー(当該部分の吃水は約8メートル),左右のスクリュー・プロペラ,右舷側の舵などが損傷しており,プロペラの作動油の流出も確認されている。その後,15日午前7時52分頃から曳航が始まり,同日午後5時15分頃因島沖に到着,16日に同事業所に入った。