■日米豪比4カ国が南シナ海で初の海上共同活動

 4月6〜7日,海上自衛隊は,南シナ海で実施された日米豪比共同訓練に参加した。

 南シナ海では中国が威圧的なプレゼンスを繰り返しており,今回の訓練は,「自由で開かれたインド太平洋」に向けた4カ国による初の「海上共同活動(Maritime Cooperative Activity)」として,フィリピンの排他的経済水域内で行なわれた。

 参加部隊は海自が護衛艦“あけぼの”,米海軍が沿海域戦闘艦1隻,P-8A対潜哨戒機,オーストラリア海軍がフリゲイト1隻,同空軍がP-8A,フィリピン海軍がフリゲイト1隻,哨戒艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(対潜戦訓練,戦術運動,LINKEX),PHOTOEX。