■掃海艇「のとじま」除籍

 6月12日付けで,舞鶴地方隊第44掃海隊所属の掃海艇“のとじま”が除籍された。本艇は“すがしま”型の2番艇として,平成11年3月16日に就役したもの。その後,昨年6月26日,広島県三原市沖の瀬戸内海で貨物船と衝突し,後部が大きくえぐれる損傷を受けていた。これまで海上自衛隊は本艇の修理を検討していたが,修理に見積もられる期間が約1年半と長期に及ぶうえ,費用も11億円に上ることから,早期の除籍を決定した。