■令和6年能登半島地震に伴う災害派遣

 1月1日午後4時10分頃,石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6,最大震度7の地震が発生した。この地震による被害は,家屋倒壊,火災,津波など甚大なもので,1月11日の時点で死者は210名を超えている。これに対し,防衛省・自衛隊は,地震発生当日から被害状況の偵察,災害派遣等に当たっている。

 1月8日現在の活動体制は,陸上自衛隊4,100名,航空機約20機,海上自衛隊約1,000名,艦艇9隻,航空機4機,航空自衛隊約1,000名,航空機約10機,合計約6,100名,艦艇9隻,航空機約40機。活動実績(延べ)は,人命救助:353名,衛生支援:診療 約300名,患者輸送 約290名,輸送支援:糧食 約210,000食,飲料水約231,700本,毛布約9,900枚,燃料10,800リットル等,給食支援:約3,730食,給水支援:約551トン,入浴支援:入浴約420名,道路啓開:県道1号,6号,52号,57号,266号,285号および国道249号の一部区間。