■フィリピンに警戒管制レーダーを移転

 このほどのフィリピン空軍と三菱電機の間で,同社が開発・製造した警戒管制レーダー4基を約1億ドルで納入する契約が成立した。これまで防衛省は,平成26年(2014年)に防衛装備移転三原則が策定されたことを受けて,防衛装備品の移転に取り組んできたが,今回はわが国が新たに開発・製造した完成装備品が海外に移転された初めてのケースとなった。