■イージス・アショア代替の提言案を了承

 7月31日,自民党は国防部会と安全保障調査会の合同会議で,小野寺元防衛大臣を座長とする「ミサイル防衛のあり方に関する検討チーム」がまとめたイージス・アショア代替案を了承した。

 この代替案は3案から成り,同26日に防衛省から検討チームに対し説明されたもので,各案の主旨は,第1案が新たなイージス艦の建造,第2案が地上のレーダーで弾道ミサイル発射を探知し,主に水上艦艇からミサイルを迎撃するレーダー・発射機分離案,そして第3案がメガフロートのような人工浮島を造り,レーダーと発射機を併設する,である。