水上艦の無人機搭載に関する動向
MDAスペースがカナダ海軍から,ISTAR(Intelligence,Surveillance,Target Acquisition and Reconnaissance,情報収集・監視・目標捕捉・偵察)用途で使用する無人機6システムを受注した。これはカナダ海軍のハリファックスHalifax級フリゲイトに搭載するためのもので,確定発注分が2システム,3,900万ドル,さらにオプション契約分が4システムという内訳。2028年に初度運用能力(IOC:Initial Operational Capability)を達成する予定。(SpaceWar 2025/8/6)
一方,シンガポール海軍はLMV(Littoral Mission Vessel)ことインディペンデンスIndependence級に,VTOL型無人機Veloce 60(V60)の搭載を開始した。監視能力の強化が狙い。
なお,サーブとSTエンジニアリングが組んで,インディペンデンス級をベースとする小型戦闘艦をエストニアに提案すると報じられている。(Jane’s 2025/9/10)