八戸沖座礁船の船体が断裂

昨日(11日)朝、青森県八戸港の防波堤外側で座礁した木材チップ船クリムゾン・ポラリスCrimson Polaris(39,910総トン、パナマ船籍、日本郵船運航)の船体が破断し、燃料油などの流出が始まっていることが、今朝(12日)4時過ぎ、監視中の巡視船により確認された。

公表された現地の映像によると、船体は船橋構造の少し前で断裂、前部船体は船首を、後部船体は船尾を上にして傾斜し、周囲には油が広がっており、昨年7月にモーリシャス沖で座礁後船体が断裂した撒積船ワカシオWakashio(101,932総トン)と同様の状態になっている。