マリンレジャーのトラブルが急増

海上保安庁の海の安全推進本部によると、今年のGW期間中、マリンレジャーに伴うトラブルが急増していることが明らかになった。

船舶の事故発生件数は昨年の54隻から55隻と1隻増えただけだが、釣りなどのマリンレジャーにおける人身事故者数は6名から17名とほぼ3倍になり、そのうちの死者・行方不明者数も3名から5名に増えた。

コロナ禍中、屋外なら感染のリスクは少ないと思い、安直にマリンレジャーに走った人が増えたことが要因のひとつと考えられる。

ちなみに海の安全推進本部は、小型船舶やマリンレジャーの事故を未然に防ぐことを目的に2016年設置されたもので、海上保安庁の関係各課により構成されている。中でもマリンレジャーが活発になるGWと7月中旬から8月の夏休みを重点期間として、啓蒙活動を積極的に実施している。