ポルトガル海軍のMEKOフリゲイトに近代化改修構想

 NATOの装備調達部門NSPA(NATO Support and Procurement Agency)が4月25日に,ポルトガル海軍のヴァスコ・ダ・ガマVasco da Gama級(MEKO 200PN型)フリゲイトを対象とする寿命中途近代化改修(MLU:Mid-Life Upgrade)について,RfP(提案要求)を発出した。回答期限は6月24日。このMLU改修によって,2035年まで運用を継続する構想。
 対象となるのは2番艦のアルヴァレス・カブラルÁlvares Cabra(F331)と,3番艦のコルテ・レアルCorte-Real(F332)。まず2026~28年にポルトガルのアルセナウ・ド・アルフェイテ(Arsenal do Alfeite S.A.)で1隻を改修する計画で,もう1隻はオプション契約扱いとしている。(Jane’s 2025/5/7)