●水素燃料電池遊覧船「HANARIA」(ハナリア)デビュー! 日本財団プロジェクトで初のゼロエミッション運航成功

 ハイブリッド旅客船HANARIAが,去る4月10日から北九州で関門海峡や洋上参拝などのクルーズを開始した。本船は商船三井テクノトレード出資のMOTENA-Seaが本瓦造船で建造したもので,238総トン,全長33メートル,幅10メートル,吃水1.4メートル,船客定員100名。推進装置は電動機2基2軸,航海速力10.5ノットである。20総トン以上の船舶としては国内初の水素燃料電池船であるほか,バイオディーゼル燃料,リチウム・イオン電池でも運航でき,化石燃料船に比べGHG排出を53~100パーセント削減可能とした。3月26日から4月4日には,日本財団の「ゼロエミッション船プロジェクト」の一環として,小倉~白島沖洋上風力発電施設の往復約30キロでCO2排出ゼロの実証実験を成功裏に終了。洋上風車用の人員輸送作業船としてのゼロエミッション運航は世界初であった。

                      (日本財団/商船三井)