●佐渡汽船「ときわ丸」の塗色を変更
佐渡汽船の新潟〜佐渡島航路フェリー“ときわ丸”(5,380総トン,旅客定員1,461人,乗用車換算168台積載,2014年竣工)が船体塗色を変更した。2月3日から新塗装で運航している。これまで紺色だった船体を「佐渡汽船ホワイト」と呼ぶ白系色,鉄錆色の船底を青系色とし“おけさ丸”と同じになった。同社では2014年の竣工時に社内選考で紺色にしたが,時折バウバイザー開閉や左舷可動甲板の不具合が発生,原因として紺色塗装の熱吸収による船体の歪み(伸び)の可能性が考えられ,昨年のドック時にバウバイザーを白色に変更したところ,猛暑でも影響がないことを確認。今回全塗装のタイミングもあって“おけさ丸”と同色にしたと説明している。船体の伸び防止に加え,夏場の車両甲板の温度低下も期待される。
(佐渡汽船)