●マーシャル諸島海上保安機関に対する能力向上支援を実施

 海上保安庁は,5月11~21日にかけて,外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門である海上保安庁MCT(Mobile Cooperation Team)所属の職員4名をマーシャル諸島共和国に派遣し,同国海上保安機関職員に対して能力向上支援を行なった。

 この活動では,救助資機材を活用した複数人の漂流者救助訓練や実践的なロープ・ワーク訓練,海上保安庁による安全運航チェック体制の紹介と安全運航チェック・リストを参考にした船艇点検研修が実施された。なお,この活動は公益財団法人日本財団・笹川平和財団の支援のもと行なわれている。