●パワーエックスが電気運搬用バージ「Power Barge」を開発へ

 昨年電力海上輸送用電気運搬船の建造を発表したパワーエックスと子会社海上パワーグリッドは4月23日,開発中の電気運搬船「Power Ark」の派生モデルとして,短距離かつ静穏海域で運用するバージ「Power Barge(パワーバージ)」のコンセプトを発表した。全長約81メートル,載貨重量約6,000トン,パワーエックス社製コンテナ型リン酸鉄リチウム・イオン蓄電池を96個積載でき,最大240MWhの電力(約24,000世帯の1日分)を一度に運搬可能。コスト抑制と効率的かつ大量輸送のため推進機関は持たず,月平均有義波高1.0メートル以下の海域での運用に最適化,主に太陽光発電などにより生成された余剰電力を電力需要地へ送電する役割を担う。Power ArkとPower Bargeを併用する海上送電ソリューションにより,運用効率と経済性およびエネルギー供給の柔軟性と安定性の向上が期待される。

                         (パワーエックス)