去る７月25日，ノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCL）のノルウェージャン・ジェイドNorwegian Jade（93,558総トン，船客定員2,402名）が，同社500日振りのクルーズ再開第１船として，ピレウス発着のエーゲ海クルーズをスタートした。同社史上でピレウスを母港にしたのはこれが初めて。11月まで実施するこのクルーズは，「ギリシア諸島没入型クルーズ」（immersive Greek Isles itinerary）と称しており，クレタ，ミコノス，サントリーニなど風光明媚な島々を毎日訪れ，８～９時間滞在する設定。再スタートに際しては，行政との協力により乗務員と乗客の完全ワクチン接種を基本としている。なお，アジア太平洋地域では，2022年はノルウェージャン サンNorwegian Sun（78,309総トン，船客定員1,936名）が初就航し，来日も予定されている。

      （NORWEGIAN CRUISE LINE）