郵船クルーズは12月23日，飛鳥Ⅱの2023年世界一周クルーズの中止を発表した。新型コロナウイルスの影響で一部の寄港が困難なこと，寄港先により感染症への対応などが大きく異なることから，円滑な実施が難しいと判断した。不安定な世界情勢も考慮したという。計画では４月２日横浜出港の104日間の航程だった。また，12月28日には「ニューイヤークルーズ～瀬戸内航路～」の中止を発表した。27日に実施した新型コロナの定期検査で乗組員複数に感染が確認され，拡大している状況という。12月28日に横浜を出て瀬戸内海などを回り１月４日に横浜に戻るコースだったが，急遽中止した。

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