三菱造船が商船三井から２隻受注したLNG燃料フェリーの１番船“さんふらわあ くれない”が，12月16日に三菱重工下関造船所で竣工し，１月13日から大阪～別府航路に就航した。運航はフェリーさんふらわあで，1997年竣工の“さんふらわあ あいぼり”（9,245総トン，）の代船である。LNG燃料の採用のほか，大型化による車両積載数増大が図られ，船内にはプロジェクションマッピングの導入など船客設備もグレードアップされた。17,114総トン，6,200重量トン，全長199.9メートル，幅28.0メートル，深さ15.4メートル，吃水6.8メートル，主機二元燃料ディーゼル２基（Wärtsilä 16V31DF型），２軸，出力23,928馬力（17,600キロワット），航海速力22.5ノット，船客定員716名，車両搭載数乗用車100台，13メートル・トラック137台。

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